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なんだか世界の中で日本の存在感が薄れているように感じます。でも日本には他の国にない良いところが結構あるのではないかと思っています。そんな日本の良い点を新しいニュースの中から書いてゆきます。
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ロシア訪問中の安倍晋三首相は29日午後1時(日本時間同日午後6時)からクレムリンでプーチン大統領と会談し、日ロ平和条約交渉を再スタートさせ、北方領土問題を進展させることで合意する。両首脳は会談の後、昼食をともにしながら大人数の会合に場を移し、共同声明に署名した後で記者会見する予定だ。【モスクワ共同】

ロシアのメドベージェフ首相が2010年に続いて2012年7月3日、国後島を訪問した時は国内向けの無意味なパフォーマンスと感じたが、北方領土問題の解決は困難という気分が深くなったのは事実だ。
ロシアは北方領土問題について解決しないまま実効支配を続け既成事実化するのだろうと考えていた。

きっとそんなやり取りを見ていて、韓国も中国も既成事実を続けていけば日本はないも出来ないと学習しさらに侵食を強めて来るのではないだろうか。

半分諦めに似た思いだった。

ところが、意外なことにプーチン大統領は北方領土問題の解決に前向きだという。
その理由は経済問題や巨大化する中国問題などが背景にあるのだろうが、ロシアには知日派・親日派の人々が存在しその活動が制限されていないという環境がある。

日本人は戦争終結宣言以後のロシアの宣戦布告や、終戦後武装解除し投降した日本軍捕虜や民間人をシベリアなどに強制抑留し多くの人命を奪ったことは忘れていない。
しかし痛みを与えた方はそれほどの自覚ががないのか、無邪気に日本文化を愛する人が多いというのだ。

AKB48もモスクワ公演を行いロシアのオタクがなれないミックスを懸命に行なっているのが可笑しかった。

昨年秋の日本の叙勲で、旭日小綬章を受けたロシアの映画監督アレクサンドル・ソクーロフ氏(60)は13日、サンクトペテルブルクの日本総領事館での授章式で北方領土について「日本人が持っていたすばらしい土地を(日本の)国民に返す必要がある」と述べた。ロシア通信が伝えた。

ソクーロフ氏は、映画制作への日本の支援に謝意を示した上で四島返還に言及。授章式終了後、ロシア側メディアに対し「(四島の帰属について)歴史的資料をよく読むべきだ」と述べ、日本の主張の正当性を指摘した。
ソース(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/337909.html

プーチン政権下では、北方領土の日本返還論者達の活動が、全くと言っても過言では無い程許可され続けており、圧力をかけられたりするケースはないと報じられている。

森元首相とプーチン大統領は12回も会談する中だというし、森さんの2月の訪問で安倍首相の訪日の下地が整えられたという話も聞く。

対中抑制のためにもなんとか日露関係を一歩前進させてもらいたいとの期待が高まる。

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